忘れもしない04年、あの暑くて熱い日本ダービー
大観衆の一員として俺はその場にいた
茹だるような暑さ、照りつける太陽、パドックではコスモバルクの発汗が目立っていた
俺の本命はキングカメハメハ、対抗にコスモバルクの馬単一点勝負
キングカメハメハが勝った
そして俺は負けた
今でも思い出す最高のダービー
不思議なもので勝った記憶より負けた記憶のほうが鮮明に残る
ダービーが来るたび思い出す、あの熱さと後悔を
時は過ぎ、人も過ぎて行く
しかし永遠はある
俺は04年日本ダービーを一生忘れない
俺にとって、あのダービーこそが史上最高のダービーであり、俺の永遠である
過ぎ去りし日々に、あの日の夢に思いを馳せて、今この時を生きて行く
長い坂道を歩いて行こう
どこまでも歩き続けて行こう
さあ今年もダービーが来る!